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間取りのコラム

適した広さを考える


具体的な間取りを紹介する前に、間取りを考える前に考えると良い点について紹介したいと思います。


住まいづくりの最初に、家と暮らしに対してのご要望を伺いますが
あまり積極的に部屋の具体的な広さ(何帖であるか)については聞きません。

逆に、〇帖の部屋が欲しい
という具体的な要望があるケースの場合、その広さにする理由について聞くようにします。


なぜ、敢えて広さを聞かないかと言いますと
それぞれの部屋の広さは過ごし方と全体の床面積に対してのバランスで決まってくるからです。



 



家には、その家族にふさわしい空間の広さがあります。


例えば、リビングを広くしたい、という要望があるとします。
そのリビングで何をしたいか、どのようにして過ごすために広くしたいか、という点をまず考えてみましょう。


ある家族は 「家族でテレビゲームがしたいから、リビングを広くしたい」 と言われるかもしれません。

「リビングで子供が遊ぶから、大人がくつろぐスペースを別に確保したい」 と言われるかもしれません。

「家族が別々の事をしているのに皆リビングに集まるので、それぞれの居場所をリビングに設けてほしい」
と言われるかもしれません。


また、置きたい大きなソファセットがある、来客を呼びたいなどの理由があがることもあるでしょう。


そのような、リビングで過ごしたいことの要望がいくつかあがれば、その要望に適した広さが見えてきます。
天井が高く、〇帖のリビングが良い
という要望よりもずっと明確に、その家族に必要な部屋の広さが見えるのです。


もちろん、その空間で過ごしたいことがはっきりしていても、敷地条件、予算などで難しい場合もあります。
その時は、ただ諦めるのではなく、他の空間とのバランスで優先順位を考えます。
場合によっては他の部屋が無くなることもあります。


そうやって、暮らしの中で大切にしたいことの優先順位を考えることから、適した広さの家の間取りが生まれます。

2012.11.01 更新 




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